向島建スカウト・意外な選手から聞いた、ユースと高体連の組み合わせのアイディア2/3【インタビュー】
向島建スカウトに聞くインタビュー第2回目は、高体連とアカデミーの組み合わせについて、意外な選手との雑談がヒントになっているそうです。
■伸びた選手
――ここ最近で伸びた選手はどうですか?
「ここ最近では知念慶です。知念って無名の無名で。で、あれだけの身体能力、得点感覚があって、ああいう選手ってあまり出てこないというか。もちろん高校の時も見てるんだけど、そんなに目立ってなかった。でも愛知学院大の1年の時に知念高校の知念っていうので、わかりやすかったのと、インカレで頭角を現し始めてて、スカウトの間では話題になってたんです。それで毎年気にしつつ、トップチームの事情でセンターフォワードが必要だとなった時に、唯一、東海地区の大学に3人ぐらい候補が居てその中の一人が知念でした。直感的にうちに一番合うのは知念だと感じて、それでヒロキと一緒に見に行こうと。ヒロキがスカウトになりたての時で、それで一緒に見に行って、そこで彼の能力ならやれると判断しました。見る人が見たら前にいるだけであんまり動かず運動量も少ない、王様みたいって言うスカウトも居たんですが、でも能力は間違いなくあったので。意識さえ変わってくればすごい選手になるだろうなと」
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