「川崎フットボールアディクト」

強気で試合を進めたフロンターレと、試合を変えた2枚目のカードと/J1 第25節 vs神戸【レポート】

J1 第25節
8月7日(水)19:03KICKOFF/U等々力/18,318人)
川崎 3 – 0 神戸

■リスクを覚悟で握る

つばぜり合いの立ち上がりの時間帯を除けば、前半を支配していたのはフロンターレだった。握るフロンターレに対し、コンパクトに守備ブロックを作り、ある程度攻めさせる神戸との攻防のポイントは、フロンターレの攻撃の終わらせ方にあった。フロンターレは失い方が悪ければ、神戸にカウンターを打たれるリスクを取っていた。そんな前半について、例えば橘田健人は周囲との連携について次のように説明している。

「攻めているときの(神戸の)カウンターはクリアボールだったりっていうのを、相手の10番(大迫勇也)が納めて、カウンターというのがあったので。そこはしっかりリョウタさんと、センターバックと話し合いながら、管理しながらやってました」

その橘田とボランチでコンビを組んでいた大島僚太は「相手はそういうの(主導権を握られる展開)も受け入れて、カウンターとかを狙っていることも含めて理解してやれていたので。切り替えと、挟み込むとか、いろいろなことを意識してやれたかなと思います」と振り返っている。

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