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山本悠樹が4月のC大阪戦以来の先発で意識していたこと/天皇杯2回戦 vsソニー仙台【コラム】

山本悠樹にとって公式戦の先発は4月13日のC大阪戦以来のこと。そんな天皇杯2回戦のソニー仙台戦を振り返る山本は「相手どうこうというよりも、しんどかったなと。久しぶりだったので、スタメンが」と苦笑い。さらに「試合勘のところも含め、練習試合とは違うので」と口にして「そういう意味ではいろんなストレスの中で、とりあえず勝てたのは良かったです」と勝利を喜んでいた。

インサイドハーフでの83分間のプレー中、攻撃面で存在感を示していた山本は、相手が「前から来るだろうなっていうのは想定」していたとのことで、「マルちゃん(マルシーニョ)のところであったり、シン(山田新)のところでまず、たぶん優位に立てると思ってた」と話す。だからこそ「前に行けたときに、そこをちゃんとシンプルに使ってあげようと」意識してプレーしていたという。また特に、同サイドのマルシーニョを使うことで「相手を引き伸ばして、相手陣地に簡単に入れる」ことはわかっていたとのことで「そこからボールを回せれば、クオリティとしてはうちの方が上だと思うので。そういう展開にできたのが良かったかなと思います」と述べている。

そして「もっと出せるシーンはあったと思うんで。見つけられていないところもあると思いますが、そこらへんは反省です」としつつ「狙いとしては良かったと思います」と自らのプレー面を総括していた。

そんな山本がこの試合中、意識し続けていたことが考え続けること。

「頭を止めないことを今日、すごい意識してました」

その観点で言うと「まだ試合勘というか、判断、選択肢をもっと持てるなというシーンで、試合勘が戻ってきてないなというところはちょっとありました」と反省。

「それでもそういう経験がJリーグ前でできたのは良かったですし、よりJリーグのレベルは、神戸は上がってくるので。そこで、パスの判断とかを、あげていければいいかなと思います」と神戸戦を見据えていた。

個人的には山本の急所を突くパスが何本か見られたことが収穫だたと考えているが、今後もっと増やせそうだということで、期待したいと思う。

(取材・文・写真/江藤高志)

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