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佐々木旭、練習の成果でアシストを記録/天皇杯2回戦 vsソニー仙台【コラム】

天皇杯2回戦のソニー仙台戦、58分の2点目をアシストした佐々木旭がその背景を明かした。

「あれはオニさん(鬼木達監督)に先週、流してから蹴るのではなく、止めてから蹴れるようにしてほしいと、タクマくん(大南拓磨)と二人で言われていたので。その通りというか、まだまだですが、イメージに近いような形でできたので良かったです」

この発言について少し解説すると、サッカーでは、ロングボールを蹴る際に少し前にボールを転がすという蹴り方をすることが一般的だ。助走を付けたいからだが、鬼木監督は佐々木、大南に対し、ロングボールについては、ボールを止めワンステップで蹴ることを求めているのだという。

「いつもなら少し前にトラップして転がってる状態で蹴ってたんですが、しっかり足元に止めてワンステップで蹴れたので。そこは先週の積み上げが試合に出たのかなと、個人的にはそう思いました」

フロンターレは名古屋戦後の期間を使い、技術面のブラッシュアップを試みていたが、それがゴールにつながった場面だった。

なおこの得点シーン、佐々木が通したのはマルシーニョへのフィードだったが、当然3トップの山田新、家長昭博もターゲットだったと佐々木。

「シン(山田新)だったり、マルちゃんのスピード、あとはアキさん(家長昭博)のキープ力はJFLの中ではなかなかないものだと思うので。そこはしっかり突いていこうと話してました」

そして彼ら前線の選手に対し「自分とタツキくん(瀬古樹)とタクマくんのところで結構時間があったので。蹴れたら背後をしっかり狙おうという話をしてて」狙ったパスだったとのことで、「それでしっかり点に結びついて良かったです」と振り返った。

ちなみに佐々木は「練習でやってきたことをしっかり出せたと思います」と口にしつつ、神戸戦に向けていい試合になったと笑顔を見せた。

「個人的には緊張しやすいので。久しぶりに、この前(出場停止で)試合に出られませんでしたし、こうやってリーグ再開前に1試合やれたのはすごく良かったなと思います」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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