「川崎フットボールアディクト」

脇坂泰斗の涙と、7試合連続先制点を勝利につなげた2得点目/J1 第17節 vs名古屋【レポート】

J1 第17節
6月2日(日)17:13KICKOFF/U等々力/19,463人)
川崎 2 – 1 名古屋

■脇坂泰斗の涙

勝利の瞬間、ピッチに突っ伏してしばらく動けなかった脇坂泰斗は、立ち上がった後に見せた涙の理由について「いや、まあ。自然と」と口にして「みんなの頑張りというか、それが報われて良かったなと思いました」と続けた。チームメイトへの思いが、涙になったと口にするところが、脇坂らしかった。

ホームに名古屋を迎えての一戦は、4試合ぶりの勝利を掴み取る結果に。ただ、それにしても危ないシーンが連続する厳しい試合だった。2点をリードしながらも次第に高まる名古屋の圧力を押し返せず。自陣の中、紙一重で跳ね返していたフロンターレの守備陣が破綻したのが89分という時間帯で、それまでの流れを考えると連続失点していても不思議ではなかった。そうした背景も、脇坂の涙にはあったのだろう。

■7試合連続先制点

そんな試合、フロンターレは左右のサイドバックに橘田健人、大南拓磨を起用してスタート。またマルシーニョに代えて山内日向汰が先発している。

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