「川崎フットボールアディクト」

山内日向汰「あそこまで運んで、止められたら相手の勝ちだと思うので」/J1 第16節 vs柏【コラム】

山内日向汰の独特な感覚に思わず唸らされた。後半90分。ファールで止められた決定的なカウンターについての言葉を聞いた時のことだった。

「あそこまで運んで、止められたら相手の勝ちだと思うので」

そう話す山内は「そこでも止まらずに、最悪シュートまで持っていけるように」と口にして「そこで耐えて、もう一つ前まで運べる選手になれれば」と悔しげだった。

フロンターレは、山内が家長昭博と共にカウンターを打った直前に、柏の攻撃を跳ね返している。柏ボールのCKと、その二次攻撃を粘り強く跳ね返したフロンターレにとって、だから山内のカウンターは希望でもあった。その希望をシュートにまで繋げたかった。イエローカードで止められたが、あの場面は止めた細谷真大の勝ちだと、そう悔しがる山内のストイックさは、つまるところ、山内の向上心からにじみ出たもの。それが大卒一年目の山内に、彼自身が自覚する成長をもたらしているのだろう。

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