脇坂泰斗、ACLでの対戦を懐かしむアジアカップ【#オフログ】
驚きの結果に終わったアジアカップ韓国対マレーシアを見たという脇坂泰斗は戦友のような選手たちが出ていて懐かしかったと話す。
「マレーシアのコービン・オングとか、戦友くらいの感じの、やり尽くしたくらいの奴らが出てたので。逆に親近感湧きました(笑)」
コービン・オングはジョホール・ダルル・タクジム所属選手でフロンターレ戦にも出場。そのコービン・オングを含むJDTの選手たちについて脇坂は「ジョホールの選手たちとは2年連続でやってるので。コービン・オングとか、俺とミキくん(山根視来)とで『コービー』とか呼んでるくらい親しい感じで」と懐かしそう。ちなみに今回のマレーシア代表は、26人中JDTの選手が13人招集されるという集中ぶり。さすがにそのマレーシア代表に親近感を持つのも無理はなかった。
なお、韓国代表には蔚山現代から5選手が招集。右サイドでガツガツくるタイプの23番のキム・テファンのプレースタイルが強烈だったが、彼に加えキム・ヨングォンなどの名前を出した脇坂だった。
「(キム・テファンに加え)キム・ヨングォンさんも(蔚山現代戦で)やってるし、結構知ってる選手が多く出てて、楽しかったです」
ちなみに試合終了間際まで決着しなかった試合展開も楽しめたとのことで、マレーシアの3点目が決まった時は思わず大声を出してしまったと苦笑い。
「(VARが入ったマレーシアの)一個目のPKも難しい判断だったと思いますが、ってなると、(VARが入った韓国の後半ATの)2本目も取るんだろうなと思ったら取って。(3-2になって)韓国か、ってなったら最後の最後で(後半AT90+15分のゴールで)、質だけで決めたみたいな。点で合わせたゴールで面白かったです。うぉーって声出ちゃいました(笑)」
オフの夜、他の選手は見ていないのではないかと話す韓国対マレーシアを一人楽しんだ脇坂だった。
(取材・文・写真/江藤高志)