天皇杯優勝報告会を実施。サプライズゲストの登場で会場騒然【ニュース】
ラゾーナ川崎プラザで行われた天皇杯優勝報告会は1877人もの観客を集めて行われた。
まずは天皇杯を手にした橘田健人キャプテンを先頭に選手が会場入り。
壇上に整列後、吉田明宏社長がまず挨拶。
◯吉田明宏社長
「あの時の歓声、喜び、感動。我々も皆さんも一生忘れることができない最高の時間だったと思います。本当にありがとうございました。ACLも無事、無敗で次のステージへ進みます。来年2月からはラウンド16で、また新しい戦いがあります。皆さんの力が必要です。引き続き応援よろしくお願いします。そして悲願のACLのアレを取りに行きましょう!」
続いては、福田紀彦川崎市長が挨拶。
◯福田紀彦川崎市長
「こういう喜びを分かち合う機会を作ってくれたフロンターレのクラブの皆さんに、感謝もしたいと思いますし、多くの皆さんに集まっていただいたことに、心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました」
また、福田市長もACLに言及。
「またアジアチャンピオンを目指して頑張っていきましょう」と口にしている。
なお、福田市長はチームを離れる選手、スタッフに言及したが、高桑大二郎GKコーチの名前を失念。その後、高桑コーチ自身がそれをネタに挨拶していたが、壇上でお互いに挨拶していてわだかまりはなさそうだったので付記しておきたい。
つづいて鬼木達監督が挨拶。
◯鬼木達監督
「皆さんこんばんは。寒い中、本当にこんなに大勢の方に集まっていただきありがとうございます。今シーズン、苦しいシーズンでしたけれども、本当に天皇杯、皆さんのおかげで獲れました。本当にありがとうございます。選手も本当に、先ほど話もありましたけど、120分、本当に難しいゲームでした。ただ、最後PK戦で自分たちのサポーターの前で戦えたこと、これが本当に大きかったと思います。社長の方からソンリョンのビッグセーブの話がありましたけれども、そこの感動を生む前には、うちの登里プロデューサーがしっかりとその雰囲気を作ってくれて、盛り上げてくれた中で、本当に感動の試合になったと思います。来年私たちは先ほど社長からもありましたけども、ACLのところ、そして自分自身はもう一回リーグ獲りたいと思います。そのためには、皆さんの熱い声援が必要ですので。ぜひ来年も応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」
天皇杯カップ上げはレアンドロ・ダミアンとジョアン・シミッチの両選手が担当。サポーターからはダミアン、シミッチに大きな声が出て別れを惜しんでいた。
続いてペンライトを使った色当て抽選会を実施。
続いてサポーターを背景に記念撮影が行われた。
続いて選手を代表して橘田健人が挨拶
◯橘田健人
「みなさん、こんばんは。今日は寒い中、これだけ足を運んでくださり、本当にありがとうございます。こうして優勝して皆さんの前で優勝の報告ができることを本当にうれしく思います。今年1年、どんな状況の時にも前向きな声をかけてくださり、熱い声援をしてくれたおかげで最後まで戦い抜くことができました。本当に皆さんのおかげで、天皇杯優勝することができました。ありがとうございます。
今年のシーズンはもう終わりましたが、また来年タイトルを取れるように自分たちも頑張りたいと思います。引き続き熱い声援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました」
ここでサプライズゲストが登場。
Xでも話題のオジバナダこと橘田龍馬さん。生応援ダンスで会場を盛り上げてくれた。
◯オジバナダ
「ACLもてっぺん獲るぞ!チェスト!!」
チームを離れる寺田周平コーチと、高桑大二郎GKコーチのお二人にふろん太から花束の贈呈。
◯高桑大二郎
「こんばんは、高いところからすみません。先ほど市長に名前を呼ばれなかった高桑です(笑)。今シーズンを持ちまして、フロンターレを離れることになりました。最高の環境、そして最高の仲間、そして最高のサポーターの前で指導ができたことを本当に誇りに思います。次の場所でもしっかりとこの経験を生かして、頑張っていきたいと思いますので、このまま川崎フロンターレをよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました」
◯寺田周平
「みなさん、こんばんは、高いところから失礼します(笑)。サポーターの皆様、天皇杯優勝おめでとうございます。そして25年間、本当にありがとうございました。来シーズンから福島ユナイテッドFCの監督としてチャレンジします。このクラブで本当に25年間、いろいろな経験をさせてもらって、そして成長させてもらいました。今回のチャレンジするにあたっても、ここでの経験が僕の背中を押してくれました。来シーズン以降、監督として川崎フロンターレと対戦できることを楽しみにしています。その時は大きなブーイングで迎えてください。25年間、本当にありがとうございました。チェストー!!」
締めのバラバラに指名されたのは寺田コーチだったが、勝手が分からずに山田新を道連れにしてバラバラ。そして選手、監督スタッフが退場して閉会となった。
次はACLを獲ってやりましょう。
(取材・文・写真/江藤高志)