若手の起用と一発勝負と、連戦とのバランス/天皇杯3回戦 vs水戸【プレビュー】
■メンバー選考は?
瀬川祐輔は、天皇杯水戸戦について「残されたタイトルが取れる大会の一つなので。良い準備をするだけだと思います」と話す。この水戸戦は8日に行われた横浜FC戦からは中3日しかなく、練習は9日のオフ明けの10日、11日の2コマしかなかった。瀬川は、この2コマを効果的に使い、良い準備をしたいとの決意が伝わってきた。
目の前の水戸との試合について言及した瀬川に対し、鬼木達監督は横浜FCを起点とする3連戦という文脈で選手たちに重要性を伝えたという。
「横浜FCからの3連戦。横浜FC、水戸、マリノスと、この3つが非常に重要になるという話はしています」
もちろんタイトルがかかるトーナメントであるということで鬼木監督は「トーナメント戦なので勝ち切ること。そこがすべてかなと。そこに全力を注ぎたいと思っています」とも述べていた。
全力を注ぐと発言する鬼木監督ではあるが、その一方でメンバー選考は柔軟に行うものと想像する。昨季、東京Vと対戦した天皇杯3回戦は、リーグ戦からは多少入れ替えて臨んでいた。この東京V戦は結果的に0-1で落としており、苦杯を舐めた形にはなるのだが、そうした過去を踏まえても、この水戸戦は出場機会の少ない選手をある程度起用するのだろうと想像する。
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