「川崎フットボールアディクト」

強度の高さが目立つ神戸。リスク管理の鍵は握ること/J1 第16節 vs神戸【プレビュー】

■少しずつ戦線復帰

永長鷹虎と高井幸大の両選手は、6月1日にアルゼンチンから帰国。さすがに鬼木達監督は、帰国日当日は休みを与えたという。

「休みというか、移動なので。かなり大変だとは思うので」

そんな彼らについて、世界での戦いをもう少し続けてほしいという思いがあったのか。それとも、戦力が戻ってきてくれたことが喜ばしいのかを聞いたときのこと。高井に重点を置いた聞き方をしたところ「タカトラもですよ(笑)」と、たしなめられてしまい平謝り。出場時間の多さを念頭に置いたことで予断が入ってしまった。そして、チームを指揮する監督にとっては、トップチームの選手は誰もが平等に貴重な戦力だということであろう。

そんな永長と高井の両選手は、さすがに2日前の練習を休んでおり神戸戦の出場は無いだろうが、世界での経験をもとに、ここから先、一皮むけたプレーを期待したいと思う。

ちなみにジェジエウもチームにはすでに合流している。

「ジェジは少しずつ、ボール回しなんかもね、参加したりとかしてますので。まだ全体には入ってませんが」とのことで、鳥かごまでは入っているようだ。フルメニューを消化するところまでには至っていないようだが、ここからのJリーグを戦う上で、少しずつ戦力が整ってきたという事が言える。

■神戸のポイント

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