「川崎フットボールアディクト」

瀬川祐輔の先制点を活かせず逆転負け。GS突破は厳しい状況に/ルヴァン杯GS第5節 vs浦和【レポート】

ルヴァン杯GS第5節
5月24日(水)(19:33KICKOFF/埼玉/12,366人)
浦和 2 – 1 川崎

■小林悠の準備

試合前のピッチ内練習中に、ジョアン・シミッチと小林悠が二人だけで黙々と練習を続けていた。シミッチからの縦パスを引き受けた小林が、鋭くターン。前を向いてシュートモーションに入るまでを繰り返し練習していた。スペースが削られるペナルティエリア内で、シュートまで持ち込むための準備だった。

この小林の練習が実際に形になったのが11分の場面。シミッチから瀬川祐輔にパスが入り、ゴール前の小林にボールが渡った場面。小林は反転からシュートまで持ち込むが、浦和デフェンダーのブロックがわずかに早くゴールにはならず。とはいえ、練習の成果が形になっており、期待が膨らむワンプレーだった。3分に瀬川の先制点が決まっていたタイミングでもあり、先行きに期待できそうだとも感じていた。ただ、そこから試合は難しい展開へと進んでいった。

■前半から悪かった試合

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