カウンター2発被弾の悔やまれる試合運び。瀬古樹の直接FK弾も届かず/J1 第14節 vs横浜FC【レポート】
J1 第14節
5月20日(土)(16:03KICKOFF/ニッパツ/10,276人)
横浜FC 2 – 1 川崎
■長谷川竜也の回想
序盤こそ前に圧力を掛けていた横浜FCは、その守備を途中で放棄。自陣にブロックを構築する方向で守備を転換する。試合後に長谷川竜也がそうせざるを得なかった理由を説明してくれた。
「自分がいた時から、センターバックにプレスがかかった時の回避の仕方がすごい上手だった」
長谷川も加わり、前線の3枚でプレスに行く横浜FCではあったが、フロンターレのパスワークがそれを上回る回数が多く、また蹴らせてたとしてもセカンドボールをうまく回収することができていなかった。守備的すぎるがゆえに中盤にスペースを作ってしまっていたのだ。
横浜FCは前プレスの時間帯で5−2−3のような布陣を取っていたが、その結果、中盤の2のところにスペースが発生。フロンターレが容易にセカンドボールを拾える状態が続いた。こうなると、前にプレスを掛けていた前線の3枚が守備に戻らざるを得ず、激しい上下動を求められることに。結果的に横浜FCは前からのプレスを断念。自陣にブロックを作り、プレスの起点もセンターライン付近まで下げる形となる。
試合を振り返る長谷川が発した一言目の言葉は「一生守ってて、守備しすぎてお腹痛くなりました」だった。ケガからの復帰戦だった事はあるにせよ、61分間のプレーにとどまりながらの振り返りが、守備的な戦いを物語っていた。
■悪くなかった試合
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