「川崎フットボールアディクト」

佐々木旭、「絶対的な守備」を目指す一年に【コラム】

佐々木旭が1月26日に23歳の誕生日を迎えた。

午後練習後締めの挨拶を行っていた佐々木は節目の一日について「今までは結構ワクワクしてましたけど、だんだんなんかそういうの、無くなって、おー、誕生日かって感じでした(笑)」と苦笑い。逆に言うと、子どもの頃はご両親からのプレゼントなどが楽しみだったという。

そんな佐々木は23歳のこの1年間をどう見据えているのか。

「個人的な結果もそうですけど、チームとしても、チームの結果に貢献できるように。個人としてもたくさん結果を残していきたい1年になればいいかなっていうふうに思います」

そのために必要なこととして上げたのが「絶対的な守備」というもの。

「昨日(25日)オニさんと話してて。何て言うか、絶対的な守備。まずは、酒井宏樹選手の迫力っていうのを自分の中で(身に付けたくて)、今年始まる前にトレーナーさんに伝えました」

すらっとした、しなやかな体躯は佐々木の特徴で、そこに絶対的な守備を実現させるための努力が加わることになる。

「身体的なものもそうですけども、スピードとか。『もうこいつ来たら抜けないな』って思わせるくらいの守備ができれば、出場機会も増えてくるんじゃないかっていうところです」

遠い先にあるワールドカップ出場の目標に向け、佐々木の挑戦は続く。

佐々木旭が目指す4年後の自分。そして、そう思わせてくれた身近な存在【コラム】

(取材・文・写真/江藤高志)

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