「川崎フットボールアディクト」

西原町合宿初日「恩納村での一次に続き、荒天の中でスタート」【キャンプレポート】

■合宿スタート

1月24日に沖縄の西原町で二次合宿がスタート。想定される沖縄の温暖な天候からはかけ離れた大荒れの中の合宿となった。ちなみに沖縄は強い風雨にさらされてはいたが、移動の飛行機はそれほど揺れなかったとのことで不幸中の幸いと言えそう。ただし向かい風だったこともあり到着は遅れたとのこと。

そんな二次合宿初日の練習は15分繰り上がってのスタート予定だったが、結果的に10分ほど遅れ、15時55分ごろにスタートした。

山内日向汰(桐蔭横浜大)

ケガや学校行事などで数選手の姿が見られない一方で、桐蔭横浜大から山内日向汰、川崎U-18から菊池悠斗が練習に参加している。

菊池悠斗(川崎U-18)

練習の冒頭はセンターサークル内で体を動かすというもの。またサーキットトレーニングなどを織り交ぜて40分ほどでウォーミングアップを終えると6対4の鳥かごを実施。さらに5対1の鳥かごを行って全体練習自体は1時間15分ほどで切り上げられた。

■居残り練習

全体練習終了後、GKチームは普通に練習メニューを消化。セービングなどで汗を流していた。

またフィールドプレーヤーは、クールダウンのジョグ組。定番の止める蹴るやパス練習、鳥かごなどが行われていた。

クールダウンについてはいつも一人で走っているジョアン・シミッチにジェジエウ、マルシーニョが加わって走っていたのが目を引いた。

練習終了後には、唯一練習取材に訪れていたテレビ局のテレビ東京のクルーが橘田健人に取材。フロンターレのキャプテンの重みということだろう。

また登里享平が取材に応じ、現時点でのコンディションについて話してくれた。

「オフが長かったので、ある程度心身ともに準備はしてきはしました。ただ、1次キャンプは焦らずに入ろうということで、しっかりと体とチームと向き合いながら、自分のことも含めて、プレーできたと思います」

また副キャプテンとして橘田を支える立場に立つが、その件についてはしっかりと汲み取って全うしたいと力強かった。

「(副キャプテンとしての)自分の立ち位置はしっかりと汲み取って全うしたいなと思いますし、年齢差は結構ありますが、ピッチの中では年齢差関係なく、言い合ったりとか、そういった関係性で取り組めたらなと思います」

しばらく沖縄らしい天候にはならなさそうだが、2月4日までの日程で行われる二次合宿レポートをお楽しみいただければと思う。

(取材・文・写真/江藤高志)

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