「川崎フットボールアディクト」

山田新、インカレMVPの勲章を手にフロンターレへ【#オフログ】

山田新が、インカレ優勝と決勝弾、そして大会MVPの勲章を手にした。今季フロンターレに新加入する山田は、2023年1月1日に国立競技場で行われた新潟医療福祉大とのインカレ決勝に先発フル出場。2度先行を許す厳しい展開ではあったが、76分に笠井佳祐のゴールで2-2とした後半90+3分に、劇的な逆転ゴールをねじ込んだ。

「本当に何も考えないで」シュートしたという山田は「何も考えない時が、一番、自分はゴールできているので。本当に感覚で打ったシュートが入りました」と解説。

同じフロンターレユースの後輩で、3年の山内日向汰に言わせると「練習とかでは、ああいうシュート絶対外すんですが(笑)」というシュートだったらしく、また山田自身も「あの距離とかはあんまり。基本的に、ペナ内とかが多いので、あまりないですけど」とのことで普段は決めることのない距離感のシュートだったという。

ただ山内はそういうシュートを決めた山田について「やっぱり持っているんですね。やっぱ結局こういうとこで決めてくれるので。そういう選手は本当に頼りになります」と舌を巻いていた。

また、山田自身も「本番に強いっていう自信、自覚もありますし、持っているなって感覚です」と笑顔だった。

桐蔭横浜大にとっては2019年に次いで2度目の挑戦での初制覇となったが、その4年前の決勝をスタンドから見ていたという山田に、当時の悔しさを晴らすという気持ちもあったのではないかと聞くと、「そうですね」と答え、次のように述べている。

【#オフログ】桐蔭横浜大、明治の壁を超えられず

(残り 1320文字/全文: 2004文字)

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