リーグ最終戦を勝利で飾れず。ファイナルに向け出た課題/プレミアリーグ第22節 vs青森山田【レポート】
■強度で上回られる
プレミアリーグ最終節が12月4日に行われ川崎U18は麻生にて青森山田と対戦した。
川崎U18は前半、青森山田に圧倒されて先制点を許すと巻き返しを図った後半、盛り返す展開に。そんな67分、攻撃に出ようとした場面でボールロスト。逆襲から2失点目を喫する難しい展開となる。それでも川崎U18は71分に大関友翔が個人技で相手を剥がしつつ、後半から出場の浅岡飛夢へのパスの折返しをゴールに流し込み、1点差に追いつく。
この得点の直前の68分に川崎U18は大瀧螢を投入。大関は一列前にポジションを変えており、交代采配がハマった1点になった。
「ホタル(大瀧螢)が出てきたっていうところでポジションが1個上がったので、やっぱりゴールが求められるポジションだと思います」と話す大関は「前を向いた時に相手が来てましたけど、かわしたら相手の目線も変えれると思ってましたし。ヒユウ(浅岡飛夢)が入ってるのも分かっていたので」と浅岡へのパスまでのプレーを振り返る。
また大関曰く、前半を反省したからこそのプレーイメージだったとのことで「自分がそういったプレーをできたのはすごく良かったかなと思ってます」と口にしている。
ビハインドのゲームでの点の取り合いについては前節の横浜FMユース戦を経験しており、同点、逆転への雰囲気は感じられたが、それ以上に青森山田の守備意識が高く追加点を決めるところまでには至らず。
後半アディショナルタイムにはCKから高井幸大が決定的なチャンスを手にするが、際どくGKにセーブされて同点ゴールとはならなかった。高井は「入ったと思いましたが、相手のGKが良かったです」と悔しがるが、結果的に1-2で敗れることとなった。
■反省を次に