「川崎フットボールアディクト」

高井幸大、U19日本代表での収穫とユースでの課題【コラム】

U19日本代表に招集され、スペイン遠征に帯同していた高井幸大が11月23日に帰国。11月26日のプレミアEAST第21節の横浜FMユース戦に先発フル出場した。

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高井は当初の予定ではU19日本代表の活動終了後11月22日にカタールに移動し、ワールドカップを戦うA代表のトレーニングパートナーとして代表チームに加わる予定だった。帰国予定は12月4日とされていたが、U19代表チーム内に複数人のコロナ陽性者が出てしまい予定が白紙撤回されていた。トレーニングパートナーの経験ができていれば高井のこれからのキャリアにとって大きな財産になっていたはず。だが高井は切り替えたいと気丈だった。

「(トレーニングパートナーの活動が)できたらすごくいい経験になっていたと思いますが、こっちでしっかりやりたいと思います」

本件については長橋康弘監督も高井の無念さを代弁している。

「正直言ったらですね、ワールドカップの期間、本当にあれを経験してほしいなという思いがあったはあったんですが、でも仕方ないことですし、こっちでね。また成長するしかないんで、その辺はまた、短い時間ですけど、やっていけたらと思います」

予定変更の悔しさと、帰国直後の難しさがあったはずの高井は横浜FMユース戦で得点力を発揮。セットプレーで2得点してチームに貢献。ただし4失点については「守備についてはチームではあまり失点していないので。4失点は多いですし、悔しいです」としており改善を期待したい。

そんな高井にU19の代表活動について聞くと、フランス代表に感じた衝撃について説明してくれた。

「最終節でやった(U19)フランスが結構衝撃的で、アフリカ系の身体的な選手もいましたし。中盤の上手な選手もいましたし。点差以上の差があったので(1-2で敗戦)。そこに追いつけるようにではないですけど、彼らと対等にできるように頑張りたいと思います」

チームの主軸選手としてプレミアEASTの優勝に貢献したが、代表活動で上には上がいるという経験ができたことは高井にとってメリットでしかないのは言うまでもない。最終節の12月4日の青森山田戦と、それに続く12月11日のファイナルに向けていい準備を続けてほしいと思う。

なお、プレミアEASTの優勝は代表活動中でのことで「朝起きたら優勝してて、みんなにLINEを送りました」とその時のことを教えてくれた。ちなみに内容は「おめでとう、だけです(笑)」とのことだった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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