「川崎フットボールアディクト」

佐々木旭、五十嵐太陽が参加して「フロンターレ選手と本を楽しもう!」を実施【ニュース】

川崎フロンターレが11月23日に「フロンターレ選手と本を楽しもう!」を開催した。

場所はグランツリー武蔵小杉1階のイベントスペースで、事前に応募していた小学1〜4年生と保護者の50組100名が集まった。

「フロンターレ選手と本を楽しもう!」は2009年から続くイベントで、川崎市内各所でフロンターレの選手が絵本の読み聞かせを行ってきたもの。直近はコロナ禍の中、オンラインでの開催となっており実際に子どもたちを前に読み聞かせたのは3年ぶりのこととなった。

参加したのは佐々木旭と五十嵐太陽の両選手でそれぞれ絵本を読み聞かせた。両選手が読んでいた絵本は以下の通り。川崎市内の図書館にも収蔵されているとのことだ。

佐々木旭
おふろだいすき』松岡享子/作 林明子/絵 福音館書店

五十嵐太陽
パンダ銭湯』tupera tupera/作 絵本館

両選手は読み聞かせ終了後、事前に募集していた質問に回答。一部を抜粋して紹介します。

■質疑応答
――お風呂でのこだわりは?
「(五十嵐太陽)頭から洗います。でも特にこだわりはないですね。いつも一緒に入っているのはタカトラ(永長鷹虎)か、高井幸大です」
「(佐々木旭)早坂(勇希)が結構厳しいので、イスとかオケにも場所があるので、ちゃんと置かないと怒られます。最初はタカトラ、太陽が怒られてましたね(笑)」
「(五十嵐)やさしい先輩です(笑)」

――フロンターレの選手に一日なれるとしたら誰になりたいですか?
「(五十嵐)マルシーニョです。とにかく速いので。たまに対人とかしますが、速くてついて行けないです」
「(佐々木)誰も追いつけないです。すごい、速いです」

「(佐々木)宮城天です。あいつみたいに何も考えずに生きられたら楽だと思うので(笑)。いいところでもあり、悪いところでもあると思いますが、何も考えていないというか、上の人達にも気を使わなくて楽そうです」
※ちなみにベトナム遠征中にイベントがあり、佐々木、橘田健人、遠野大弥と共にバスで移動する予定だったが、一人だけ遅れてきて「ごめん、ごめん」とカジュアルに謝られたとのこと。

――W杯日本代表で注目する選手
「(五十嵐)三笘薫選手です。最近めちゃくちゃすごいから。去年、ジムで少し話したくらいです」

「(佐々木)山根(視来)選手です。自分が一番リスペクトしている選手で、多分点決めると思います」

なお、W杯の優勝予想は佐々木がイングランドで、五十嵐がドイツだとのことだった。

■感想
イベント終了後、両選手に読み聞かせについて聞いた。

○佐々木旭
「なかなか、こういう機会はないので、すごい緊張しましたし、あんまり上手く読めなかったので、くやしいです」

○五十嵐太陽
「こういう機会が初めてだったので。みんなの前で話すのはすごく緊張しますし、それでも、やれてよかったです」

なお、イベントを視察されていた吉田明宏社長は「平均的に毎年5選手ずつ入れ替わっているとすると、2年で10選手になります。1シーズン、30選手だとするとこの2年間で3分の1の選手が新たに加入していて、こうした活動を知らないことになる。(活動の精神が継承されにくくなるのではないかという意味で)そういうことを気にかけていました」と話しており、まずは正常化に向けて一歩を踏み出せたことについて胸をなでおろしていた。

また、ここ最近第8波が静かに広がりを見せており予断を許さない状況が続いているが、安全を確保した上で少しずつ地域貢献活動を再開させたいと話していた。

(取材・文・写真/江藤高志)

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