「川崎フットボールアディクト」

柴田翔太郎「憲剛さんが来てくれて。その時に、練習でもアグレッシブにドリブルで仕掛けたりっていうところはあったので。それを続ければいいよという話しをしてもらえたので」/プレミアリーグ第20節 vsFC東京U18【試合後コメント】

○柴田翔太郎(プレー写真が撮れていませんでした)
――今日の試合はどうでしたか?ベンチから見てる時間帯?
「結構前半に決定機を作れて無くて、フロンターレ的になにか、落ち着かないみたいなゲームが続いていて。結構自分自身、今年、途中から試合に出ることが多くて。正直悔しい部分も、サイドバックの土屋櫂大と二人、1年生が出てる中で、悔しい部分もあったんですけど。ただ、木曜日ぐらいから憲剛さんが練習に来てくれた時に、自分が入った時のプレーをいかに集中して、自分のプレーを出せればいいという話をもらって。自分的にはアグレッシブに、とにかくゴールにゴールに、というところを意識してやりました」

――中村さんが来てたんだ。
「そうですね、憲剛さんが来てくれて。その時に、練習でもアグレッシブにドリブルで仕掛けたりっていうところはあったので。それを続ければいいよという話しをしてもらえたので。正直(出番がもらえてなくて)悔しい部分もあったんですけれども。でも出た時にチャンスを繋げられるかなと感じではいました」

――そのアドバイスが生きたのか、すごくいい仕掛けをされていて、2番の子を圧迫していましたけれども、どうでしたか?
「自分は縦に行くという推進力であったりを武器にしているので。どうにか0-0だったので。点に繋げられるプレーが何かしらできればなというふうに思っていたので。そこの部分では良かったです」

――正直、この試合柴田くんが入ってから変わったと思っていて、特に仕掛けが本当に良かったなって思ったんですけど、手応えはどうでしたか?
「仕掛けのところは自分は武器なので。そこは、自分では何回かゴールに繋がりそうな部分もありましたし、良かったのもありますが、やっぱ守備のところでプレスバックするところとか。自分自身、結構緊張もあったのかもしれないですけど、結構いつも以上にちょっと乳酸が溜まっていて。そこの部分では全然まだまだだなと思うので。そこを改善しながら、というのと。結果にはつながっていないんで、実際に。それをゴールにつなげるプレーっていうのができれば、もっともっと自分自身、上に行くことができるのかなと思います」

――とは言え、先制点のところは大関くんからもらって土屋くんに戻したところから決まっていますけど、そういう意味では、何回か見せている仕掛けがあったからあそこの連携も生きたのかなと思いますが、そこはどうですか?
「そもそも自分があそこの深い位置まで行って、(土屋)カイトに戻して、カイトがインスイングのクロスっていうのは、1年間通してクロスの練習っていうのをしてきて。自分自身、ちょっと仕掛けようかなというというところもあったんですけど。結構縦見せてたんで。深い位置でしたし、ちょっと外してクロスも考えたんですけど、カイトが呼んでたので、練習の形が頭に入ってて。落ち着いてそこはできたかなと思います」

――どうでした?ゴールの瞬間。
「いや正直、もう何が何だか分からなくて。とにかくサポーターのところに走ってたんで。ゴールは試合が終わってからでないと、キシンくんが決めたってわからなかったんですが、とにかくサポーターが今日1日、本当に後押ししてくれて。飛び込んでいきました」

――点を取った後の東京の反撃。結構厳しかったですけど、頑張って皆さんで抑えましたが、あの時間はどうだったですか?
「本当にもう自分、足が動かなくて。本当に悔しくて。途中から入って足が動かないという経験はないんですけども、ヤスさんが先週くらいから、最後のところは気持ちだっていうところを話していて。もう、つりそうでしたけど、正直。頑張って戻ってっていうところ。全然できなかったですけど。あとは最後、ナガネさんとか、ノブさん(信澤孝亮)とか、ハルト(菊池悠斗)くんとか、後中心にホント体張ってくれたので。その姿を見て自分もやらないとなと思いました」

――わりと短い時間だったけど、つってたって言うかもう、出し切ったということなんだ
「本当は良くないと思うんですけど、途中から入ってそういう状況になるっていうのは。何か、自分自身動ける方なので。本当に経験したことなんですけど、こういう舞台でちょっと緊張したのかなと思いますけど、それでもやらなきゃだめだと思いますし。結果につながらなかったのが悔しいという気持ちです」

――とは言え、勝利して優勝になりましたけど
「本当に嬉しいですし、自分自身プレミアの開幕からベンチ外がずっと続いてて。ここでやった横浜FC戦で初めて入ることができて、もうそこからだったんですけど。最初は悔しい思いもしましたし、途中から出て結果が出ない時もありましたし。でも、最後、なんか自分が報われたなという感じがありますし、??さんとか3年生が練習から頑張っている姿を見てたので。本当に優勝できてめっちゃ嬉しいです」

――残り、2つとあとファイナルを勝ち取りましたけれども、そこに向けてはどうですか。
「ここで満足していたらいけないと思いますし、ウエストのチームも同じような力があると思うので。ファイナルを取って最後、終わりたいなと思います」

――国立で何か思い出ありますか?
「国立、立ったことないんで。でも高校サッカー、去年初めて新国立になったと思うんですけど。決勝も見に行きましたし、代表の活動の時に、ブラジル戦を見に行ったりとか、何回か国立で試合を見る機会があったので。迫力がすごいですし、自分もピッチに立ちたいなという思いで。最後、シーズンラストですけど。追い込んで、自分がそこの舞台でこそ結果を残して、チームの勝利に貢献できるように、頑張っていきたいなと、もう1つ、ギアを上げて行きたいなと思います」

――何とかレギュラー取れるように、ここからですかね
「そうですね、F東も今日4人、代表で一緒にやってる選手たちなんですが、スタメンでしたし。自分自身、今シーズン、このAチームでスタメン1試合もなくて。悔しい思いも正直あるので。最後3年生がいる時にスタメンを取ることに意味があると思うので。最後頑張って、そこにたどり着きたいです」

――将来はサイドバックと前とどっちが?
「個人的にはサイドバックやりたいという思いはありますが、なんか途中から出る時は、前の方が生きるかなと思いますし。ちょっと悩んでいるところでは、迷いがある部分ではあるんですけど。やっぱり両方できたら武器が広がると思いますし、サイドバックでも、サイドハーフでも、どっちも行けるよねっていう風に思えるように。両方のレベルを上げるべきかなと思います」

――??
「守備のところは、僕は課題としているので。カイトに比べたら、比べるのはあまり好きじゃないですけど。守備のところはまだまだ達してないなと思いますし、自分もサイドバックで勝負したいという思いがあるので。攻撃のところはどんどん伸ばしつつ、守備のところでもプレミアでも戦えるようにしていきたいなと思います」

――今日はすごくサポーターが応援してくれてましたけど
「初めての声出し応援だったんですが、最初の第1声聞いた時は本当に鳥肌が立ちましたし、この人達の応援があってプレーできて、本当に後押し、自分たちを後押ししてくれましたし、最後もう1個勝ってファイナルで皆さんと一緒に喜べるように、自分たちもがんばりますので。またそこで力をもらえたらなと思います」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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