「川崎フットボールアディクト」

誰かを想う気持ち【えとーセトラ】

工藤壮人について一通りの思いを話し終えて会見が終わると、吉田達磨監督は涙を拭って席を立った。会見中の吉田監督は、一言一言を噛みしめるように口にして、どうにかして涙声にならないよう気を使っていた。

会見を終え会見場から退出した吉田監督はその瞬間に泣き声を漏らす。フラッシュインタビューでも、会見冒頭の総評でも工藤に言及した吉田監督の、教え子を想う気持ちが伝わってくる場面だった。10月17日からICUでの治療が続いているという工藤がまずは一命をとりとめてほしいと願うばかりだ。

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