「川崎フットボールアディクト」

苦しんだ鹿島戦を消化できるのかどうか。ハードワークする相手を上回りたい/J1 第20節 vs鳥栖【プレビュー】

■鹿島戦振り返り

鹿島戦を勝利したフロンターレは第24節の横浜FM戦を起点にリーグ戦3連勝。表面上は結果を残せているが、辛勝した鹿島戦は多くの課題を突きつけたと言って過言ではない。

たとえば鬼木監督は、鹿島の猛攻に対し「フォーメーションとか変えるわけでもなくても、うまく上手に外してあげられれば、もう少し自分たちの時間を作れたかなと思っている」のだとしている。そのあたりの認識は鹿島戦後の脇坂泰斗の言葉にも通じるものがあるが、つまり、ああしてパワーを持って前に出てくる相手であっても、戦いようはあるということ。その一例として鬼木監督は、相手のシステムの穴の存在を指摘している。

「相手のシステム的にも空いてる場所っていうのはあるわけで。そこで一回、そこを使うと、一気に押し込めて。当然敵陣でずっとボールを待ち続ける時間もあったり」

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