「川崎フットボールアディクト」

教訓を踏まえた試合運びで逃げ切り。肉薄された鹿島との戦力差を痛感/J1 第27節 vs鹿島【レポート】

J1 第27節
8月27日(土)(19:03KICKOFF/等々力/20,757人)
川崎 2 – 1 鹿島

■影の功労者

序盤に見せたのはマルシーニョだった。

前半開始早々のPK獲得のきっかけはそのマルシーニョの守備。鹿島守備陣とのパス交換を行ったクォン・スンテに猛烈にアタックして肉薄した結果、逃げのキックを蹴らせることに成功する。これを山根視来が回収すると、その山根に反応した脇坂泰斗と家長昭博との連携で右サイドを攻略し、家長のPK獲得につながる。

GKに向かって左上隅に蹴り込んだ家長のキックの精度と気持ちの強さはさすがで、フロンターレが前半開始8分でリードを手にした。

マルシーニョは、続く14分の追加点の場面もFKを獲得するという形で貢献。左サイドから仕掛けたマルシーニョに対し、安西幸輝とディエゴ・ピトゥカの両選手が対応。ピトゥカのファールを誘発した。

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