「川崎フットボールアディクト」

勝てた試合と悔やまれる序盤の2失点。できる100%を出し尽くした90分/J1 第23節 vs浦和【レポート】

J1 第23節
7月30日(土)(19:04KICKOFF/埼スタ/35,451人)
浦和 3 – 1 川崎

■悔やまれる失点

前半を0−2で折り返したハーフタイム。通路を歩いていると、唐突に記者仲間に「フロンターレ、かわいそうだね」と言われた。そうしたたぐいの哀れみは選手たちには不要だと考えつつ、その方はフロンターレが負ける事を前提に話してて気に食わなかった。確かにフロンターレは前半だけで2点を失っていたが、巻き返すチャンスは十分にあると考えていた。この試合、問題があったのは実質的に2枚しか無い交代枠のみだったからだ。

だからこそ、前半の2失点が悔やまれた。特に1失点目は家長昭博の意図を掴みかねるふわりとしたクリアがきっかけで、家長のその後のパフォーマンスが良かっただけに惜しまれる失点だと言えた。

その家長が蹴ったボールを回収されて左サイドに展開。モーベルグと対峙する橘田健人にマルシーニョがフォローしており、局面の対応は取れていた。結果的に伊藤敦樹の飛び込みを許してしまった谷口彰悟はこの場面を次のように説明する。

「まずは自分たちの中途半端なプレーから始まってましたし。最初ケントと1対1になった状況だったので」

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