「川崎フットボールアディクト」

レアンドロ・ダミアン「トーナメント戦(クラブユース)があるということですが、本当に常日頃から応援しているので、いい結果を勝ち取ることを望んでいます」【コラム】

レアンドロ・ダミアンが、川崎U18にエールを送った。

川崎U18は今季プレミアリーグに初昇格。先日勝利した桐生第一戦がリーグ戦折返しの11試合目で、11戦10勝1分け無敗と首位を独走している。そんな川崎U18が参考にしているのが、トップチームの即時奪回だ。

長橋康弘監督は、トップチームの強さについて、ボールを握ることと共に守備の強さにも言及。そんな指導を受けた選手たちは、レアンドロ・ダミアンが前線で守備に走り回っている姿を参考にしているという。

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そんな話をダミアンに伝えたところこんな話をしてくれた。

「自分も多少、(アカデミーについては)気にしながら見てはいますけど、やはり逆にユースの選手たちが、トップチームの試合をしっかりと観戦して分析して、それを参考にしてくれているのはすごく嬉しいですし、ありがたいなとは思います」

そして自らの過去を振り返りつつ「逆に自分もそれくらいの歳の時は、いつもトップチームを意識して、何か学べることはないかと思いながら、試合観戦したり、そこから学ぶこともたくさんあったので」と述べ、だからこそ若い選手たちのお手本になれるようなプレーをこれからも続けたいと話していた。

ちなみにクラブユースに臨むU18に対し、ダミアンは次のようにエールを送っていた。

「トーナメント戦があるということですが、本当に常日頃から応援しているので、いい結果を勝ち取ることを望んでいます」

プレミアEASTの首位チームは必然的に優勝候補として目されることになる。そうした、勝って当たり前のプレッシャーの中、優勝という結果を残せるのかどうか注目したい。

(取材・文/江藤高志)

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