「川崎フットボールアディクト」

ACLの敗退を消化し、国内での戦いに気持ちを切り替え【コラム】

5月7日の清水戦に向け、瀬古樹、チョン・ソンリョンの両選手と鬼木達監督がwebによるメディア対応を行った。

瀬古樹は、ACLでは全試合でメンバー入り。広州戦の2試合に右サイドバックとして出場したがその経験を踏まえ「与えられた場所で、しっかり自分がチャンスもらった時間で何かをできればなって思った2試合だった」と発言。「そういった中では自分らしさというのも随所に出せた」としながらも「何か満足しているわけではない」とも述べ「自分を大きくするために僕は来たので。日々の練習からやっていくこともそうですし、リーグ戦にまだ絡めていないもどかしさもありますけど。そこは本当に自分自身の問題でもあるし、自分次第だと思うので。向き合って日々取り組めていると思います」としていた。

全6試合にフル出場したソンリョンは「ACLを落としたというのははじめてではないです。去年も落としましたし、厳しい状況条件の中で僕らは最善を尽くしたと思います」と振り返る。そして今回の結果を受けて「反省するところは反省して、悔しいところもありますが、次に切り替えて次に繋げないといけないなと思います」と前を向いていた。

ACLの敗退からリーグ戦に切り替えることになるが、そんな状況について鬼木監督は「自分自身もそうですけども、選手も気持ちが入っていますし、非常にいい切り替えは出来てるのかなと思います」と手応えを口にする。

ただし「勝負事なのでどういう結果になるかはわかりませんが」と前置きして「ただ自分たちがやろうとすることを、本当に実行するだけというか、そういうところになってきているかなと。そういう雰囲気になっていると思います」と述べていた。

目標にしていたACLを落としたショックはチーム内にあるのだろうが、選手、監督共に気持ちを切り替えて、清水戦に臨む。

(取材・文/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ