「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督、松井蓮之選手/ACL2022 GS第6節 vs広州【前日会見】


○鬼木達監督
「前節の敗戦によって難しい状況にはなりましたが、とにかく自分たちはやれること、やるべきことをしっかりやって。まず、勝たないと何も生まれないので。勝つことだけに集中したいと思っています」


○松井蓮之選手
「自力でのグループステージ突破はなくなりましたが、フロンターレ全員まだ諦めてる選手は誰一人としていないので。明日試合、勝たないと突破の可能性も無くなると思うので。まずは明日の試合、チーム全員で勝つという気持ちで明日の試合に臨みたいと思っています」

【質疑応答】

――(松井選手に)広州戦では45分間の出場で、カードの影響もあって不完全燃焼だったかと思いますが、明日はどういう試合にしたいですか?
「明日の試合は、前の広州戦は45分で変わってしまったので。明日の試合は90分通してチームに貢献出来るプレーをしたいですし、まずはチームが勝てるプレーを第一に考えて、チーム全員で戦いたいと思ってます」

――(鬼木監督に)敗戦のショックからどう立て直してきたのか。選手たちの様子など教えて下さい。
「簡単に立ち直れるかというと、すごく大きなショックだったと思ってます。ただ、いつもこの大会に限らず、負けたあとを大事に戦ってきているので。そういう意味で言うと、自分もそうですし選手もやるべきことはしっかりとわかっていると思っています。そういった中で、表情を見ても、引きずっているというよりも、次に向かってやるべきことは何なのかを、全員が昨日も少しミーティングの中で少し表情を見ましたが、しっかりとしたいい表情だったので。次に向けていい準備ができるではないかなと思います」

――(監督と選手に)絶対に負けられない相手ですが、そのあたりのプレッシャーはどうでしょうか?
「(鬼木監督)ぼくはいつもどんなゲームでもプレッシャーの無いゲームは無いと思っていますし、明日のゲームも当然、そういうゲームだなと思っています。ただ、いま大事なのは相手どうこうではなくて、自分たちの姿勢。リバウンドメンタリティ。そういうものをどれだけ出せるのか。そういうものが、個人もそうですしチームの成長につながると思っているので。そこを僕はしっかりと選手とともに進んでいきたいところでもありますし、自分自身がみたいところでもあります。自分自身がそういう事を促せるのかどうか。そういうところもしっかりと戦う準備をしたいなと思っています」

「(松井選手)多少のプレッシャーや気負いはチーム全員にあると思いますが、やはり明日は絶対に負けられない戦いですし、どういった形でも勝つことがグループステージ突破の可能性を切り開けると思うので。そういった面は、気にしないと言ったら嘘になりますが、チーム全員の力を出して、広州がどう戦ってくるか分からないですが、自分たちの良さを全て出せば絶対に勝てると思っているので。そういったところをチーム全員で、共通理解をもって明日は臨んでいきたいなと思っています」

――(松井選手に)前回はデビュー戦で、頑張りすぎてカードを貰ってましたが、今回はその反省は活かせそうですか?あとは広州の印象を教えて下さい。
「前節はイエローカードをもらって、自分の良さを出そうとしすぎて、空回りした部分もあったんですが、そういった経験を、明日は、同じ経験をしてはいけないと思いますしその分、自分の良さを出しつつ、どんどんアグレッシブにプレーしていきたいと思っていますし、相手の印象は若いチームなので、思い切りの良さ、カウンターの部分。サイドには速い選手も居るので。そういったところを抑えつつ、どういった形でも勝利は絶対条件ですし、自分の良さも出しつつチームに貢献したいなと思っています」

――(鬼木監督に)今回のステージの最後の公式会見になりますが、寂しさを感じたりしますか?
「そういう感情を持つのも大変なくらい、過密日程なので。ただやっぱりこの大会を目指してタイトルを目指して来てる人間としては、少しでも多くの試合をしたいという思いは変わらないので。明日のゲームをしっかり戦って。あとはそこからは自分たちのやれることをやるだけと、いう思いです」

(取材・構成・写真/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ