「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督、遠野大弥選手/ACL2022 GS第5節 vs蔚山現代【前日会見】


○鬼木達監督
「前回、ジョホールにみんなで覚悟をもって戦って勝つことができたので。この蔚山戦につながったと思っています。またこの蔚山戦が大きな勝負になるので。大一番だと思っていますし、そういう覚悟の元、選手とともにとにかく全力で戦いたいと思います」


○遠野大弥
「前回戦ったときは引き分けたので。今回は必ず勝ちたいのと、勝てばグループステージ突破っていうのが高まるので。チーム一丸となって全力で戦いたいと思います」

【質疑応答】

――(鬼木監督と遠野選手の両者に同じ質問を)環境への対応で、暑さの部分、夕方のキックオフ。芝生のところ。よりボールが走りづらいということですが、その難しい部分に対してどういう心構えで向かいますか?
・鬼木監督
「気候に関しては、それぞれが大分慣れてきているかなと思います。ただ、先日の10時から今回5時ということでリカバリーも難しいのもありますし、暑さも感じると思うので。自分の立場からすればとにかく総力戦だと思っているので。スタート、ピッチに立った選手が全力でやりながら。あとは次に待っている選手にね、どんどんどんどんバトンを受け渡すというか。とにかくそういう形でみんなで繋げられればなと思っています。
ピッチコンディションに関しては、そういうものはありますが、自分たちらしいサッカーを目指しながら、その中でゲームの状況で対応していきたいなと思っています」

・遠野選手
「ピッチコンディションは、オニさんも言った通り自分たちのサッカーをすれば問題ないですし、暑さの方は一回やっているので、そこは問題ないですが、やっぱり環境は相手も同じことだと思っているので。そこは自分たちのサッカーで上回って、全力で戦いたいと思います」

――(鬼木監督に)日韓を代表するチーム同士の対戦ということですが、この試合では川崎のどんな良さをみてもらいたいですか?
「日本を代表してきてますし、今回でいうとチャンピオンとして、Jリーグのチャンピオンとしても来てますし、そういう意味で言うと、アグレッシブに強気に戦うと。そこに尽きるかなと思っています。勝つことだけ、それだけを信じて戦いますし、そういう思いが伝わるゲームができればなと思っています」

――(遠野選手に)ダミアンとの距離感、サイド攻撃に対する関わり方。良くなっている印象がありますが、そのあたりの手応えを教えて下さい。
「試合を重ねるたびに、良くなっているのは自分でもわかりますし、もっともっと二人で崩せる場面だったり、サイドから崩せる場面をもっともっと作りたいというのもあります。自分自身、もっと怖い選手になりたいと思っていますし、まあ、もっと自分の良さを出せれば、もっと結果にこだわって、頑張っていきたいです」

――(遠野選手に)去年、R16で敗戦した相手で2試合目を戦うことについて、意気込みを。
「去年は負けてるので。今回は必ず勝ちたいのと、自分たちは受けずに。自分たちからどんどん強気で、自信を持って戦って行ければなと思っています」

――(鬼木監督に)相手の蔚山は引き分けも許されない状況で、普段リーグ戦で対戦する相手は引き分けもOKという戦いをして来ます。そういう中で蔚山というチームと対戦するにあたり、最背面で心がけたいところ、意識したいことがあれば教えて下さい。
「1戦目をどこまで本当に参考にしていいのか、わからないくらい勝負がかかったゲームなので。自分たちもそうなですが、お互いが勝つための一番の選択をしてくると思うので。そういう意味で言うと、相手の戦略というかやり方を早い時間で把握しながら戦うことが重要なんだろうなと思っています。ただ、そういった中でも、一番は自分たちが、どんな相手にもそうですが、1位突破以外は考えていないので。そういう意味で言うと、勝つこと、勝つことということはゴールなので。どれだけゴールを目指せるのか。そこにこだわって行きたいなと、思っています」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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