「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督・小林悠選手(MOM)/ACL2022 GS第4節 vsJDT【試合後コメント】【公式会見】

○鬼木達監督
「まず、今日のゲームは必ず勝たなければならないゲームでしたけれど、選手が覚悟をもって挑んでくれたこと。早い時間に得点できたこと、そこから点を固められたことで、勝つことができましたし、そういう意味で言うと、自分たちらしいサッカーをしようと送り出しましたけど、それを体現してくれたと思っています。ただ、ここからが本当の勝負なので。しっかり気を引き締めていきたいと思います」

○小林悠選手
「すごくいい崩しから、前半、3点差をつけられたので。後半も自分たちで主導権を握りながら、ボールを握りながら、4点目、5点目取れて、試合運びが楽になりました」

【質疑応答】

ーー(鬼木監督に)JDTは5人の選手を入れ替えていた点について感じることはありましたか?
「相手チームのことよりも、今日は自分たちの戦いが一番重要だということで挑みましたので。そこは気にせずに戦いました。そこは自分が、相手のチーム事情もあるでしょうし、そういうものは関係なく戦いました」

ーー(鬼木監督に)試合の入りにリズムをつかめない時間帯があったと思いますが、その後、1点を取って得点を重ねて5得点を取れたことについて教えて下さい。
「おっしゃるとおり、試合の入り、少し重心が後ろに重かったかなと思います。前に出ていきたかったですけどね。少し中盤の選手含め、前に出られなかったので。イヤな時間帯ではあったと思います。ただ、そこから選手の中でしっかりと修正できたこと。あとは1点を取って、先程、悠も言っていましたが、いい崩しから、自分たちらしい崩しの得点が力を与えてくれたかなと、思います。トレーニングでそれほど多くのことをできたわけではないですが、ミーティングを通して、選手がすごく今日の狙いを理解してやってくれたと思います」

ーー(小林選手に)特に右サイド、山根や、家長との連係がうまく取れたと思いますが、その連携は練習なども含めてどういった秘訣がありますか?
「山根選手と家長選手は、いつもコンビを組んでいる右サイドなので。必ず突破してくれると思っていたので。自分は自分のマークから離れてフリーになることだけを考えて。それが結局2得点につながったので。練習というよりも、あの二人は試合でやっている時間がシンプルに長いので。そういうコンビネーションが出たかなと思います」

ーー(鬼木監督に)今日勝ったことで、2位ではグループ突破は難しいと昨日の会見で言っていましたが、今日、勝ったことで、その点についてどう考えてますか?
「そこも変わらないですね。このグループで2位抜けはないと思っているので。1位だけを目指して戦いたいと。あと2つ。しっかり勝つことしか考えていないですし、選手にもそう伝えています」

ーー(鬼木監督に)前節は無得点から今日5得点。これは評価できると思いますか?
「当然、評価できると思っています。このスタジアムで戦うのは簡単なことではないので。そういう意味で言うと、心と体の準備をしっかりしてくれたこと。あとは自分たちらしいサッカーをしようという気持ちが現れたゲームなので。なおかつ、得点にこだわってサッカーをやって来ているので。それをしっかりと成し遂げてくれた選手に感謝しているし、誇りに思っています」

(取材・構成/江藤高志)

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