「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督、佐々木旭選手/ACL2022 GS第3節 vsJDT【前日会見】


○鬼木達監督
――明日の試合の向けての意気込みを
「まず初戦2戦目と勝ち点を拾うことができているので。とにかく明日の3戦目をしっかりと勝利したいと思っています。ただ、本当に地元のチームですし。難しいゲームになると思っているので。しっかりとした覚悟を持って挑みたい思います」


○佐々木旭
――明日の試合の向けての意気込みを
「中2日で同じ相手との連戦ということで、明日の試合でしっかり相手に嫌だなと思わせることができる試合をすることが大事だと思うので。結果はもちろんですし、内容でも圧倒して戦てるようにしていきたいと思います」

【質疑応答】
――(鬼木監督に)誕生日おめでとうございます。何かお祝いはしてもらったのでしょうか?
「みんなからおめでとう、という言葉を(笑)」

――(鬼木監督に)ジョホールが蔚山に勝利しました。その結果を受けてJDTに対する認識や戦い方を変化させる必要はありますか?
「認識としてはここに来る前からジョホールは力があると思っていましたし。1戦目の広州とのゲームを見てもそう思いましたし。蔚山のゲームで改めて力があるチームだというのは確信しましたので。そこで戦い方を変えるとか、そういうことではなくて、自分が思っていた認識通りのチームだったので。そういう意味でいうと、自分たちが100%の力をしっかり出せないと勝てないと思っているので。そこへの準備、自分たちにしっかりフォーカスして戦いたいなと思います」

――(鬼木監督に)JDTは中盤からボールを運ぶのが一つの戦い方で、そういった場面も多くなると思いますが、そういったところをどう止めますか?
「なかなか相手の攻撃のクオリティは高いので。簡単に止めるのは難しいと思ってます。ただ、そういう意味では自分たちがしっかりとボールを動かすこと。同じ話になりますが、自分たちの戦い方にどれだけ持っていけるのかが、勝敗を分けるのかなと思ってます」

――(鬼木監督に)球際の激しさやミスを許さない決定力がありますが、どんなところに気をつけて入りますか?
「球際のところだったり、切り替えのところは負けないようにやっていきたいですが、ミスを恐れてやっていたら、いいプレーはでないと思うので。そこは思い切ってチャレンジしてやっていきたいです」

――(鬼木監督に)JDTはここ2試合メンバーを変えずに戦っています。川崎はここ2試合は選手を入れ替えていて、川崎が少し有利に感じてますか?
「そこはそうは思っていません。当然連戦ということはありますけども、気候的な問題。自分たちは5時からの、タフな時間帯のゲームなので。選手を入れ替えてもなかなか疲労が抜けるのは簡単ではないので。そういう意味で言うと、選手を変えたからとか、相手が連戦だからとか、そういうものは関係ないと思って、挑みたいと思いますし、選手がもしそう思っているならば、そういう油断は禁物かなと思います。
繰り返しになりますが、ここでの、スタジアムでの、アウェイゲームというのは非常に難しいですし、自分たちは本当に久しぶりにといいますか、声援のある中でというか。そういう意味で言うと、そういうものに飲まれないこと。それが自分たちが一番すべき準備だなと思っています」

――(鬼木監督に)レアンドロ・ダミアンに期待することは?
「ゴールのところですね。彼が前線でどれだけゴールに向かっていけるのかというところと、当然次のゲームは相手の攻撃的なチームでもありますので。攻守に守備のところも必要なタスクはあるのかなと思っています」

――監督と選手に、スタジアムが代わりますが、このあとの公式練習で確認しておきたいものはありますか
「(鬼木監督)僕自身はそんなにはないというか、芝生は間違いなくこのスタジアムが一番いいでしょうし。あとはスタジアムの大きさに圧倒されないように。そういう準備ですかね」

「(佐々木選手)芝生もかなりいい環境だと思いますし、明日はたくさんのお客さんが入ると思うので。そこの雰囲気に飲まれないことが大事ですが、自分はすごい明日が楽しみです」

――(鬼木監督に)先程監督はJDTは攻撃的だと言われてましたがその対策は?
「簡単な作業ではないと思いますが、チーム、個の能力が非常に高い選手が多い中でも、組織立ったビルドアップも含めて、素晴らしいプレーをしてくるので。より自分たちが組織的に戦うことが重要になってくると思っています」

(取材・構成・写真/江藤高志)

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