「川崎フットボールアディクト」

強気な姿勢でリベンジを狙う。浦和戦5試合ぶりの勝利なるか/J1 第10節 vs浦和【プレビュー】

■ポイント1「好調、知念」

知念慶によると、鹿島戦を前にしたフロンターレの雰囲気はさすがに際どかったという。

横浜FM戦の敗戦を受け「自分自身もちょっと、自信がちょっと揺らいだ部分は多少あったと思いますが」という状況の中「ここで連敗したらいよいよ嫌な雰囲気だな」という空気を感じていたのだと知念。そんな中、鹿島戦でチャンスをもらった知念は「ここは自分が結果を出して絶対にチームをもう一度いい雰囲気に変えてやるという思いで試合に入った」のだという。

試合の流れを大きく手繰り寄せる前半2分の先制点は「CBからボランチへのパスコースを切る」というチームオーダーを認識した上で、あえて「ボランチの選手に出させるようなプレッシャーのかけ方をして誘って奪った」頭脳プレーだったという。

知念のゴールがチームを勝利に導いたのは、昨季の第30節湘南戦の後半ATの決勝点以来のこと。あの時も勝負の5連戦と位置づけられた正念場の試合でのことだった。

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