「川崎フットボールアディクト」

大島僚太「課題の方が多いので。そんなに戻ってきてるという感覚は正直なくて」【コラム】

大島僚太は現在の自分自身の試合勘について、まだまだのレベルだと話す。

「まあ、課題の方が多いので。そんなに戻ってきてるという感覚は正直なくて」

そう言われ正直驚いてしまった。なぜならば先日行われた長崎戦で大島のプレーを見せてもらい、次のような印象を持ったからだ。

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「大島僚太、さすがのゲームメイクぶり。スピードアップが必要な場面と、キープしなければならない場面、バックパスでリズムを作る場面を使い分け。ほとんどミスがなかったように見えた」

大島は長崎戦でボールに良く関わり、回りを動かし、試合を回せていたように見えた。そうした外から見た感覚と、大島自身の自己評価との乖離は「去年一年ほとんど試合をしていない」ことにその原因が求められる。試合出場機会の少なさの結果、大島はチームが4-3-3に初めて取り組んだ2020年シーズンの感覚からは程遠いという認識なのだという。

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