「川崎フットボールアディクト」

矢印は自分たちに。目標はぶらさずに/J1 第32節 vs鹿島【プレビュー】

5連戦の2試合目。このアウェイマッチが終れば連戦の残り3試合はホームで戦える。そういう意味で大事な一戦だ。ちなみにチームは隔離期間中で、ホテル暮らしが続いている。メンタル的な厳しさの中の試合となる。

ポイント1「矢印は自分たち」
ポイント2「徐々に、回復」
ポイント3「対鹿島」

■ポイント1「矢印は自分たち」

今節はACLに出場したフロンターレ、名古屋、C大阪のみが試合を行うことになる。

そのため試合日程が入り乱れている状態ではあるのだが、この鹿島戦はフロンターレにとって今季のリーグ戦29試合目の試合ということになる。28節の神戸戦が9月29日に移動した結果、消化試合数が他チームに比べると1試合分少なかった一方、本来であれば10月16日に行われる予定だった32節がここに移動したことで他チームと消化試合数が並ぶことになる。

前節の結果、2位の横浜FMとは勝ち点差が4に広がっているが、これをさらに7にまで広げられるチャンスだということになる。相手は鹿島だから簡単に勝てる相手ではないが、この試合に向き合うときに、2位との勝ち点差を意識する視点が鬼木監督にあるのか、興味があったので質問させてもらった。ちなみに鬼木監督の方針は不変だった。

「そこに関してはもう、はっきりとマリノスを意識することはないですね。もう目の前の所だけです。もうこれはずっと変わらないところですし。自分たちが、たとえば2位にいても。そんなに変わらないことだと思いますし。まずは自分達のやるべきことをやる。首位にいれば尚更より、そういうところ。自分達の所に集中するっていうのがメインになってくるかなと思います」

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