「川崎フットボールアディクト」

海外移籍と国内復帰のサイクル【えとーセトラ】

長友佑都のFC東京への復帰が9月12日に発表された。会見の模様はyoutubeでオンライン配信され、大勢のサポーターが視聴。また、ペン記者向けの会見も別途行われ、50名近いメディア関係者が出席した。長友という選手への注目の高さが伺えた。

その長友に限らず、今季はヨーロッパで活躍していた選手たちの帰国が相次いでいる。浦和に移籍した酒井宏樹を皮切りに、神戸には武藤嘉紀と大迫勇也の両選手が。またC大阪に乾貴士が復帰するなどしている。また横浜FMには宮市亮が加入するなどヨーロッパからのビッグネームの復帰が目立った。

コロナ禍の影響を受け、欧州のサッカーシーンの資金が不足。外国籍選手つまり日本人選手を雇い入れる余裕がないのも一因なのだろうが、今夏は若い選手たちが複数人海外での挑戦の道を選んでもいる。田中碧や三笘薫を筆頭に、スイスのグラスホッパーに移籍した川辺駿やセルティックに移籍した古橋亨梧、トゥールーズを選んだオナイウ阿道、シントトロイデンを新天地とした林大地などの選手たちで、人材の流動性という意味では正常な状態にも思える。

先日、浦和を取材されてきた轡田哲朗さんと感想戦を行わせていただいた。基本的にルヴァン杯の対戦についての感想戦(1,2)で、その最後のテーマが日本代表についてだった。

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