「川崎フットボールアディクト」

板倉滉のバックアップ力と、男子サッカーの勝ち上がり【えとーセトラ】

東京五輪の話など。

ニュージーランドをPK戦の末に下し、日本代表が準決勝進出を決めた。続くスペイン戦に勝てば日本サッカー史上最高の銀メダル以上が確定するということで引き続き期待したいと思う。

そんなここまでのサッカー五輪代表の戦いを振り返るとき、個人的に板倉滉の働きぶりに注目してきた。その他の大勢のスター選手の影に埋もれているが、彼がこのチームにもたらしてきた役割については言及されて然るべきであろう。

その板倉の今回の代表の立ち位置はバックアッパーということになる。冨安健洋がケガで出遅れたグループステージ初戦と第2戦では吉田麻也とともにCBとして勝利に貢献。冨安が復帰したGS第3戦とニュージーランド戦ではベンチスタートながら途中交代出場で役割を果たした。CBとしての平均点以上の活躍はもちろん、ボランチでもプレーできるのはやはり心強い。187cmと長身の板倉がボランチに入ることの重要性は論を待たないが、大きいだけでなく、動けて戦えて技術も持っているという点で頼もしい選手なのだ。

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