「川崎フットボールアディクト」

勝てているからこその難しさ。選手層の違いを示したい/ACL GS第4節 vsユナイテッド【プレビュー】

ACLのグループリーグは6試合中3試合を消化。3連勝と結果が出ている。2度先行を許した大邱戦は苦戦したが、7−0の北京戦、8−0のユナイテッド戦と大勝してこのユナイテッド戦からの残り3試合に臨むことになる。

ポイント1「キーとなる4戦目」
ポイント2「連戦のユナイテッド」
ポイント3「選手層の違い」

■ポイント1「キーとなる4戦目」

先日、鬼木達監督が取材陣に対応した際に「まずは、相手の力をしっかり把握しなくてはいけない3試合だったと思いますし」とこれまでの3試合について話しはじめ、ここからの残り3試合について次のように答えている。

「いろんな意味でこの4試合目っていうのが、自分の中ではね、やっぱりキーになると思っているので。そこでしっかりとした形で勝ち切ることが重要だと思ってます」

つまり、1巡目の3試合については未知なる相手との対戦で、引き締まった気持ちで臨んでいたということ。それがそれぞれ1試合ずつ戦ったことで相手の手の内や実力が見えおり、そこに連戦の疲労と相まって油断やスキが生まれる余地があるということ。だからこそ、鬼木監督は4試合目を慎重に戦いたいと話していた。

「また疲労だとか、慣れというか、まあいろんな面で、4試合目は一番慎重にというか、しっかりとした気持ちを込めて戦わないと、難しいゲームになると思ってるので。そこはすごく集中して。そこからの2試合というのは、先も見えてきますので。もうやるしかないという形で戦えると思うので。まずは次のゲームをすごく大事にしたいなと思います」

相手との実力差は対戦したことですでに見えている。特にユナイテッドについては、前節の8得点により戦力差が可視化された状態だ。だからこそ、鬼木監督は引き締める必要があると述べている。ちなみに鬼木監督は前日会見で、こんな言葉を口にしている。

「連続で同じチームとやる難しさを感じていますけど、しっかりと強い気持ちをもって挑みたいと思います。前節、大量得点で勝つことは出来ましたけど、簡単にいくゲームではないと思っていますので、もう一度チーム全体で気を引き締めてやっていきます」


■ポイント2「連戦のユナイテッド」

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