「川崎フットボールアディクト」

橘田健人の活躍などで後半6点を奪取。8−0で勝利/ACL GS第3節 vsユナイテッド【速報レポート】

■三笘薫のゴールを演出した大島僚太が、自らも1ゴール。2−0で後半へ
分厚く攻めるフロンターレに対し、ユナイテッドは守備に軸足を置かざるを得ない試合展開に。前半10分にサイドからの攻撃でレアンドロ・ダミアンに決定的なパスが出るが、これは打ち切れず。このチャンスを皮切りにフロンターレがユナイテッドを攻め立てた。

先制点は33分。大島僚太が蹴った右CKは、ニアの谷口彰悟を経由して、最後は三笘薫が押し込み、これが先制点となった。

球際に激しくくるユナイテッドに時折削られつつも試合を進めたフロンターレは、この試合が先発復帰戦となった大島が徐々にリズムを掴み、攻撃への関与を深めていく。

フロンターレの2点目は、その大島が流し込んで決まる。42分に三笘薫からのパスを受けた大島は、ダミアンとのパス交換の後、コースを突いたコントロールショットでゴールを撃ち抜いて先発復帰戦を自らのゴールで祝った。

ユナイテッドとの力の差は歴然で、ステファン・シュロックに全く仕事をさせておらず。前半2−0で折り返した後半、早い時間帯に追加点を奪い、セーフティリードを作りたいところだ。

■ゴールラッシュ
鬼木監督は後半頭から2枚替え。ジョアン・シミッチと大島僚太に代えて車屋紳太郎と脇坂泰斗を投入。この後半は、立ち上がりから一貫してユナイテッドを攻め立てた。

51分にダミアンが後半の1点目を決めて均衡を破ると、56分に中央を突破した橘田健人がこの試合の4点目を決めると、ここから65分、70分にも連続ゴールでハットトリックを達成。

この間、反撃を狙うユナイテッドが交代采配を行うが、フロンターレは意に介せず。

82分に三笘が小塚和季からのフィードを受けてファインゴールで7点目。

さらに90+2分には、橘田の守備で奪ったボールを家長昭博がシュート。このこぼれ球を脇坂が蹴り込み、これが8点目となった。

最後まで攻める姿勢を崩さず、8得点を奪ったフロンターレがユナイテッドの攻撃陣を封じ込め、8−0で勝利した。

(文/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ