「川崎フットボールアディクト」

復調気味の仙台に対し、相手を見てプレーを選択していきたい/J1 第20節 vs仙台【プレビュー】

アウェイでのG大阪戦から中3日の第20節仙台戦は、本来6月26日に行われるはずだったもの。ACLの日程変更の影響でこの日に移動された試合で、4月14日に行われた19節福岡戦と同等の扱いとなる。名古屋と同様仙台との今季の2度のリーグ戦での対戦が終わることになる。そんな仙台戦に向けて以下の点について展望していく。

ポイント1「スケジュール」
ポイント2「攻撃のポイント」
ポイント3「相手を見てプレーする」
ポイント4「メンバー編成」

■ポイント1「スケジュール」

仙台との前回の対戦はリーグ戦3試合目の2節でのこと。アウェイでの対戦ながら5−1で勝利しており強さを示した形。ただし仙台は一方的にやられた前半を踏まえ後半開始時に3枚替え。その積極采配が奏功し、ある程度チームを立て直すことに成功している。前半だけで4点を奪ったことはあるにせよ、後半は1−1と拮抗した試合になっており、前後半で表情の違う試合になっていた。

仙台はこの2節のフロンターレ戦を皮切りに6連敗するなど低空飛行が続いていたが、12節の柏戦で今季初勝利。一息ついた形だ。続く13節の浦和戦は0-2で落としているが、試合序盤の戦いぶりは悪くなく復調の気配も漂わせている。ただし仙台にとってこのフロンターレ戦は中2日の過密日程になっており、またアウェイでの2連戦ということでコンディション調整は苦労していそう。

なお2節の対戦では前半20分過ぎに関口訓充が負傷。結果的に交代した関口はここから長期離脱を余儀なくされていた。その間仙台は勝ち星に恵まれなかったが、その関口の復帰戦となった柏戦で今季初勝利を手にすると、連続出場となった浦和戦も、序盤だけをみれば悪い内容ではなかった。関口の復帰とチームの復調との関連が示唆される結果となっており、油断は禁物と言える。

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