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遠野大弥、決勝点。鳥栖に1−0で勝利/J1 第8節 vs鳥栖【速報レポート】

■良い守備からチャンスを作った前半
少々変則的な鳥栖の布陣にも戸惑うこと無く試合をスタート。序盤からボールを握り、試合を進めた。鳥栖は小屋松知哉をタテに走らせるべく左サイドハーフにスペースを開けていたのかもしれないが、逆に小林悠、山根視来が面白いようにこのスペースを使いチャンスを作り続けた。

名手、朴一圭に対するプレスの効果か、パスミスを誘発させてのボール回収が続いた。

複数回の決定機を作れていただけに得点しておきたかった前半だった。

■鳥栖に勝利
後半開始からおそらく3バックに変更した鳥栖が左右でバランスを取ってきたが、その鳥栖を物ともせず攻勢を続けた。後半57分に田代雅也のレアンドロ・ダミアンに対するファールがDOGSOに認定されて退場。その鳥栖に対し、65分に交代出場の遠野大弥が先制点を決めた。

同点ゴールを狙う鳥栖に対し、フロンターレは最後まで緩めずに1点のリードを保ち試合を終わらせることに成功。昨季アウェイで喫した試合終盤の失点の二の舞を防いだ形。

この勝利がフロンターレにとってのJ1通算300勝となった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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