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仙台が立て直してきた後半、攻めあぐねつつも5-1で勝利/J1 第2節 vs仙台【速報レポート】

■勝負に出た鬼木達監督と、その期待に応えた選手たち。前半だけで4点を畳み掛け後半へ
鬼木達監督は前線の3枚、インサイドハーフ、CBの2枚を入れ替えるという大胆な策を打って試合をスタート。こなれない組み合わせだということもあるのか、連携ミスが目立つ序盤ではあったが、フロンターレが基本的にボールを握る展開に。

前半12分に小林悠が先制点を決めると、25分に遠野大弥が移籍後初ゴール。33分には山根視来のクロスからOG。さらに39分には橘田健人がボールを持ち出してクロス。これが得点になった。

新しいメンバー編成ということもあり、少しばかり雑さが目立つが、前半だけで4点をリードしている。

■サイドを塞がれる
HTに3枚替えしてきた仙台に対し、後半は攻めあぐねる展開に。

サイドに蓋をされ、押し込まれた展開の中、58分に上原力也に1点を返される。スタジアムの雰囲気が盛り上がりを見せる中、さらに前に出ようとする仙台に対しフロンターレは踏みとどまる。

選手交代も含めてペースを落ち着かせつつ、83分には旗手怜央が今季初得点で仙台を突き放すと、その直後の83分に途中出場の谷口彰悟をアンカーに置いて最後までチャレンジングな姿勢を貫いた。

後半は若干失速気味に見えたが、総じて満足度の高い一戦となった。

(取材・文・写真/江藤高志)

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