三笘薫決勝弾。ダミアンの同点ゴールとともにチームを勝利に導く/J1 第11節 vsC大阪【速報レポート】
■ダミアンが今季初得点。ただし大久保嘉人に2得点を許し後半へ
開始早々の5分に大久保嘉人がファインゴール。先制を許すが、2分後にレアンドロ・ダミアンもファインゴールを決めてフロンターレが追いつきそこからペースを握る。
守備の局面ではある程度割り切って守ってくるC大阪に適度に持たされるフロンターレは、スピードアップした際に精度が下がりボールロストを繰り返した印象がある。
前半22分にセットプレーからの流れで大久保に泥臭く2点目を決められて再びリードを許すと、そこから攻めあぐねる展開に。
C大阪が作る守備ブロックに入り込めず、手前でパスをつなぐという時間が増えもどかしい時間が続いた。
三笘薫に2〜3人が対応しており、うまく三笘をオトリに使いたいところだがどうなるだろうか。後半の巻き返しに期待したい。
■後半は無失点
後半開始早々の47分にダミアンが山根視来のクロスを頭で合わせて同点とすると、62分には三笘がダミアンとのワンツーで抜け出して逆転ゴールを奪う。
分厚く攻め続けるフロンターレは追加点を伺いつつC大阪の反撃を跳ね返す。
71分には大久保に決定的なシュートを打たれてしまうが、チョン・ソンリョンのファインセーブで難を逃れた。
試合終盤に三笘が追加点を奪ったかに見える場面があったが、これはその前の家長昭博へのパスがオフサイドとして判定されノーゴールに。点差を広げることは出来なかったが、試合を支配し続けたフロンターレが1点差を保ち、勝利を手にした。
(取材・文・写真/江藤高志)