「川崎フットボールアディクト」

橘田健人がアシストでアピール【麻生レポート】

1月28日の午前練習が報道陣向けに公開された。沖縄合宿を前にした練習については、これが最後の公開練習となった。

練習に参加したのは前回公開の25日と同じ25選手。待機期間中の外国人と治療の過程にある登里享平は練習から外れている。

気温が下がったということもあるのか、練習前のウォーミングアップにじっくりと30分ほどの時間をかけて体を温めると、続いてオニが4枚の鳥かごを2グループ作りこれを10分程度実施した。

さらにパス練習に引き続き、攻撃側4枚、守備側3枚の攻撃練習へと移行。練習の最後はミニゲームとなった。ミニゲームには練習を消化したFP全選手が参加。GKを加えた12対12の形で行われた。

このミニゲームで結果を出したのが橘田健人と旗手怜央。橘田からの左足の高速クロスに対し、ゴール前に旗手が飛び込んで軽く触って流し込みこれがゴールに。技ありの得点となった。

練習後にwebでの取材に応じた橘田はこのクロスについて「ボールを薫君からもらった時に中を見たら、怜央くんと目が合ったので。そこに狙っていいとこに出せたのでよかったかなと思います」と振り返っていた。

ちなみに得意な形だという訳ではないとのことだが「GKとディフェンスの間にスペースがあったので、そこにうまく通せば、行けるかなと思って」のプレー選択だったとのことである意味すごいアシストだったとも言える。

全体練習はこのミニゲームで終了。大半の選手は午後練習に備えクラブハウスに引き上げた。

なお、午前練習の終盤にノボリがピッチに降りて体を動かし、最後に軽くジョギングを行った。3月ごろになるはずの復帰に向け少しずつ回復しているようだ。

ちなみに28日はメディア非公開での午後練習も予定されていたが、降雪による積雪のため急遽室内での練習に変更されたとのことだ。

(取材・文・写真/江藤高志)

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