「川崎フットボールアディクト」

流れを変えた先制点と圧巻のゴールラッシュ。無失点試合で価値ある勝ち点3を掴む/J1 第28節 湘南vs川崎【レポート】

J1 第28節
10月6日(日)(19:03KICKOFF/BMW/13,084人)
湘南 0 – 5 川崎

■試合を動かした先制点

拮抗した試合を動かしたのが先制点だったのは間違いない。

前半15分。フロンターレボールのCKを二次攻撃につなげて決まったもの。ファールを辞さない湘南の厳しい守備に対し、フロンターレも対抗。激しいつばぜり合いの上の均衡はこの得点で破られた。

「流れは決して良くなかったですが、セットプレーで1点取れたというのはすごいチームとして大きい」と話し始めた田中碧は「あまりいい流れじゃなかったのを1点取ることで自分たちの流れにできますし、より相手が出てくるので。そこでまた自分たちのリズムが出せると思う」と先制点の意味を語った。だからこそ「あの1点が、ぼくの中では試合を決めたかなと思います」と述べている。

小林悠もこれは同意見で「先制点は大きいですね、ボールを握るチームにとっては、先制点を取ることで相手がボールを取りに来なければならなくなって、余計にこっちのボールが回るようになる」と振り返る。

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