「川崎フットボールアディクト」

【えとーセトラ】南アフリカで尿管結石の発作が出た時の話

■海外旅行保険

海外旅行保険の話をしようと思う。

まず結論を書いておくが、日本代表やクラブの海外遠征に帯同される方は、海外旅行保険を買うことを強く推奨する。海外旅行保険が付帯するクレジットカードでもいいかと思う。

ぼくは2010年の南アフリカワールドカップを取材パスでフルに取材させてもらった。その時に、現地で尿路結石の発作が出て入院、全身麻酔による手術をしている。そのときに助けてもらったのが海外旅行保険だった。

このエントリーはその南アの時の話だが、これを書くきっかけは友人から先日のコパメリカで起きた事故について聞いたため。現地で日本人サポーターがブラジルの野良犬に噛まれたという。狂犬病の治療のためには、ワクチンを一定間隔で5本打たねばならないらしく、しばらくブラジルに滞在の必要があるとのこと。仮に無保険であればまあまあな額の自己負担金が発生するが、海外旅行保険に入っていれば治療のための費用は全額保証される。

同じようなことは、ACLや、代表などで海外遠征が身近になってきたフロンターレサポーターにとっても起きうる。

そこで海外旅行保険について知ってもらいたいと思った次第だ。

ということで、実際に海外旅行保険に助けられた話をしたいと思う。


2010年の南アフリカワールドカップについては、その事前合宿から帯同し、決勝戦まで取材した。そのため、出国日は2010年の5月28日で、帰国日は2010年7月15日だった。

海外旅行保険については、成田空港にある自動販売機で購入した。成田空港の出国カウンターを通過した先にある自動販売機だったのだが、いざ買おうとするとどの社も取材期間をフルカバーするものがない。そこで備え付けの電話で問い合わせると、自動販売機で買える保険については1ヶ月が限度だが、唯一AIUだけは日数を追加できると教えられる。

方法は、まず1ヶ月分を購入し、指定された電話番号に問い合わせ、追加分の日数の金額を支払うというもの。当時は振り込みだったのか、海外に出てしまうからかわからないが、追加分の購入を実家に依頼。発行された保険証書に記載されていた保険者番号を、追加したい日数とともに実家にメールした。後日、実家から追加分の購入が終わった旨の連絡が入り1ヶ月半ほどの海外旅行保険に加入することができた。

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