「川崎フットボールアディクト」

田中碧のオーバーラップ【コラム】

田中碧のオーバーラップがすごかった。

左サイドバックで出場した水戸との45分の3本目。田中はなりふり構わず前に出ていた。

プレーのたびにゴール前まで進出しており、3本目の41分に阿部浩之が決めた得点の場面、アシストの下田北斗へのパスは田中自身が奪ったボールをつないだものだった。

激しいオーバーラップにどんな指示があったのかと思ったが「特にないです(笑)」と田中。ただ、「強いて言うのであれば、ジョルディ・アルバ(バルセロナ)のイメージでした」とのこと。攻撃的なスタイルの左サイドバックが念頭にあったのだという。

普段出ていない左サイドバックでの出場ということではあったが、水戸に完敗した1本目、2本目を受けての出場だっただけにアピールの意味もあったのかを尋ねると田中は次のように話し始めた。

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