「川崎フットボールアディクト」

【レポート】綾町7日目・鵬翔高校戦「鬼木達監督が嬉しかったこと」

22日は、午後に鵬翔高校を相手に練習試合が行われ、脇坂泰斗のゴールを皮切りに17対0という大差で勝利した。30分3本という形式の試合で、1本目が4−0、2本目が5−0、3本目が8−0というスコアだった。きっちりと午前練習を行ったあとの試合ながら、しっかり結果を出した。

得点差はさておき、鬼木達監督が「一番嬉しく思うことです」と振り返るのは「相手を舐めることなくやる姿勢」だったという。

具体的には「自分たちにフォーカスしてやれる選手ばかり」だったということ。つまり選手各自が、今の時期に必要なことを把握して、向き合って試合に臨んでいたことが伝わったという。

「これが中途半端にやられたら何も見えない」と話す鬼木監督は「そういうことをしっかりやるからこそ、ボク自身も今(選手たちに)何が足りないな、これが必要だな。これができてきたということが確認できる」のだという。だからこの試合で見えたものをすぐに練習に落とし込めるという意味で「ボクにとって一番ポジティブな材料です」と話していた。

各自がそれぞれにやるべきことをやった試合だったが、そういう意味でストライカーにとっての得点は大事なことなのは間違いない。この試合、練習参加中の宮城天を含む11選手が得点したが、その中で二人のFWの選手に話を聞いた。

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