田中碧の初ゴールの舞台裏【コラム】
札幌戦前日の練習後、ベンチ入りを言い渡されていた田中碧に話を聞いていた。田中は、試合に出ることを前提に「自分の爪痕を残せたらなと思います」と話しつつ等々力でのデビュー戦を夢見ていた。その田中のプレーイメージはリンクマン。
「自分がやるというよりは、どちらかというとアキさんだったり阿部くんにまかせて。その中継役じゃないですが、やりたいですね」
すなわち最終ラインからパスを受け前線にボールを繋ぐ。攻撃の中継点になるというプレーを意識していたという。
下田北斗に代わり84分にピッチに立った田中は、そんな戦前のプレーイメージとはかけ離れたプレーを見せる。ガツガツと前に出て行き、攻撃に顔を出し続けた。
(残り 721文字/全文: 1139文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ