「川崎フットボールアディクト」

示された敬意の形。仙台とのルヴァン杯準決勝第2戦の出来事【コラム】


2ゴールを決めた英雄に対し、スタジアムは拍手で敬意を示す。後半66分。交代により三好康児がピッチを去る時の観客の反応は温かかだった。

「いい雰囲気を作ってくれてました」

そう三好が話すホームの空気の中、2階の記者席前の一般の観客席に座る一人のサポーターが目に入ってきた。その方は交代を告げられた三好を立ち上がって出迎え、拍手を送っていた。

目に入る数十席の中の一人でしかないため、その他のエリアの観客の反応がどうだったのかは分からないのだが、英雄への敬意の表し方としてのスタンディングオベーションに清々しい思いがした。

(残り 436文字/全文: 692文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ