2016.09.27

【コラム】高木駿のキックミスに込められた深い意味

2016年09月27日 18時00分　
カテゴリ：コラム • コラム・インタビュー
タグ : 2016 • vs横浜FM • 高木駿

新井章太の負傷交代により、J1初出場のピッチを踏んだ高木駿のファーストプレーは、キックミスだった。左サイドのタッチラインを大きく外れる豪快なキックで、相手スローインに。あのミスに動揺して試合に上手く入れないのではないか。もしくは過緊張状態なのではないかと心配したがそこからの高木は落ち着きを持ってプレーを進めた。

後半アディショナルタイムに2失点を喫したが、1失点目の伊藤翔のヘディングシュートも、その伊藤に喫した2失点目のシュートの場面も鋭く反応してボールには触っていた。反応の早さは見事で、なんとかボールを掻き出そうとするあがきのようなものを見せてくれた。どれだけGKが完璧なプレーをしたとしても、ミスが絡めばノーチャンスの状況に陥る。そういう意味で、2失点はやむを得ないものだった。

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