「川崎フットボールアディクト」

【ナビスコ杯 GL 第4節 神戸vs川崎 プレビュー】連携面で「完璧に近い形でできてます」と述べる船山貴之の出場が見込まれる攻撃陣が楽しみ。ナビスコ杯勝ち上がりのためにも勝利を(1894文字)

hashimoto

18日土曜日のリーグ戦第6節のアウェイ仙台戦から中3日。22日水曜日には、ナビスコカップの第4節がアウェイ神戸で行われる。

ナビスコカップの立ち位置を確認しておくと、フロンターレが属するBグループは、名古屋が3試合を消化して2勝1分けの勝ち点7で首位。しかし、2位以降は混戦模様だ。名古屋以外に2勝したチームはなく、勝ち点4で神戸、山形、仙台が続き、勝ち点3の横浜FMとフロンターレが5位6位に付けている。つまり、勝ち点で1点先をゆく神戸とのこの試合は、ライバルを叩き、順位を上げるという意味で非常に重要な試合となる。そんな試合に向け、フロンターレは新しい組み合わせで臨むことになりそうで、特に前線の組み合わせは新しいものになりそう。

練習では、杉本健勇、船山貴之の2トップが試されており、トップ下には三好康児の起用が模索されていた。第4節の新潟戦で移籍後初ゴールをマークしている杉本に加え、第6節の仙台戦でチームの流れを変える働きを見せた船山に三好が絡む。もしそのままの組み合わせで試合に臨むのだとすればスタジアムで生観戦したいメンバー編成であるのは間違いない。ただ、残念ながらこれは神戸で平日に行われるアウェイマッチで、多くのサポーターがテレビ観戦を強いられるのが残念なところ。

先発出場が見込まれる船山は「いつもどおりやるだけです」と淡々と話しつつ仙台戦で決定機を作った連携面について「だいぶいいというか、完璧に近い形でできてます」とその手応えを口にしていた。結果的にゴールすることはできなかったが、そこに近づいているのは事実で「一本取れたら乗っていけると思うので、しっかり、早く一本取りたいと思います」と結果にこだわる姿勢を見せていた。

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