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金沢U-15の選手たちがJリーグ版よのなか科でクラブ経営を学ぶ【無料記事】

8日夜、金沢U-15の選手がJリーグやクラブの仕組みを学ぶJリーグ版よのなか科に参加した。

 

これはJリーグが2010年から行っている人材育成プログラムで、中学2年生の年代を対象に「自分自身がオーナーシップ(自分のことを自分で責任をもって取り組む姿勢)を発揮してキャリアイメージをデザインするために必要な『情報編集力』を身に着け、豊かな職業観を醸成する」ためのもの。

 

参加したのはU-14年代の19名。まずは司会(ファシリテーター)を務める作田裕志コーチが「このプログラムはJリーグやクラブを通して”世の中”を知り、競技者としても向上していこうというものです。思考のトレーニングでもあるので、話を聞きながらメモをとったり、限られた時間のなかで意見をどんどん出したりしてください」と趣旨を説明。その後、今回の本題である「お金」の問題へ入っていった。

選手たちは「クラブにはどんな収入があるか、支出があるか」「ツエーゲン金沢の収入と支出の内訳」「収入を増やし支出を増やすためのアイデアを考えよう」といった課題を考え、話し合い、発表していった。

 

最後はゲストとして西川圭史GMが登場。「挑戦を、この街の伝統に。」というクラブ理念を経営の面から説明した。

西川GMは昨年の念頭に発表していた中期目標を示しながら、各クラブのチーム人件費を比較。そのための数値目標を提示し、そこに向かってどんな成長曲線を描かなければいけないかを説明した。強調したのは一次関数的な『連続的な成長』ではなく、ある時期にドンと上がる『非連続な成長』をいかに積み上げられるか、ということ。そのために挑戦することの重要性に触れながら、アカデミーの子どもたちに「地元の人たちに応援される選手になってください」と語りかけた。

 

第1回目の講義を聞き終えた中西蔵之佐選手は「ツエーゲンのお金の動きを知ることができたし、西川さんから『非連続の成長』という話を聞けたので、自分にもいかしていきたい。(今後も)プロになるために必要なことを学んでいきたい」と話し、残り4回のカリキュラムに目を向けていた。

 

Jリーグ版よのなか科はJリーグの理念や自身のキャリアプランをテーマに12月初旬までに残り4回開催される。

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